ドリームワークスが世界配給したのでドイツ語版があるようです-千年女優 Chiyoko Millennium Actress
『千年女優/Chiyoko Millennium Actress(2001)』スピード感があって展開が早く、あっと言う間に見終わってしまった。
千年女優 Chiyoko Millennium Actress(2001)予告編 Trailer for DVD(ドイツ語版)
かつての大女優、藤原千代子は三十年前突然映画界を去り、人里離れた山荘でひっそりと暮らしていた。彼女の大ファンであり、かつて「銀映」でスタッフとして働いていた立花が、彼女へのインタビューのため、カメラマンの井田とともに彼女の元を訪れる。
立花は古びた鍵を持参していた。千代子は鍵について語り始めるが、それは、彼女の半生と日本映画の歴史が織り込まれた情熱的でひたむきな話であった。千代子のその物語は、現実の時の流れから思い出の世界へと彼女を連れ出し、立花と井田を巻き込んで広がってゆく・・・
原案・脚本・キャラクターデザイン・監督:今敏(こん さとし)
脚本:村井さだゆき
演出:松尾衡
キャラクターデザイン・作画監督:本田雄
作画監督:井上俊之、濱洲英喜、小西賢一、古屋勝悟
美術監督:池信孝
撮影監督:白井久男
音響監督:三間雅文
音楽:平沢進
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト(声優)
藤原千代子(70代):荘司美代子/(20〜40代):小山茉美/(10〜20代):折笠富美子
立花源也:飯塚昭三
立花源也(青年期):佐藤政道
井田恭二:小野坂昌也
島尾詠子:津田匠子
大滝諄一:鈴置洋孝
美濃:片岡富枝
鍵の君:山寺宏一
傷の男:津嘉山正種
千年女優/Chiyoko Millennium Actress(2001)(日本語版)
この映画では、現実と思い出と映画の話が一体となって不思議な世界を展開していきます。筒井康隆の作品の影響らしいのですが、わたしは、少女漫画家の萩尾望都の作品を連想しました。
萩尾望都は、『ポーの一族』で有名な少女漫画家です。豊富な知識に裏打ちされたしっかりとした物語の構築力と、柔軟な感性と、美しい絵が萩尾作品の特徴です。加えて、人間的なおおらかさが、繊細な絵と絶妙なバランスを保ち、魅力的なキャラクターを生み出してきました。
『残酷な神が支配する』の中で、主人公ジェルミの告白や精神の危うさに義兄のイアンが巻き込まれていく描写や、『X+Y』でのモリとタクトの精神感応、『あぶない丘の家』で源義経の時代と現代を行き来するエピソード、『バルバラ異界』の他人の夢の中に入っていくという設定etc.に『千年女優』にも通じるものを感じました。
映画では、パッチワークのように、千代子の出演作品が織り込まれています。『君の名は』とか、『蜘蛛巣城』とか、『ゴジラ』とか、戦中から戦後((1940年代から1970年代)の日本映画がモデルのような作品が出てきます。
終わり方については、若干不満が残りますが…。わたしは、あのせりふはちょっと、、、と思ってしまいました。
基本的に今敏(こん さとし)監督の作品は、「予定調和」的なところがあるので、たぶんそういった終わり方とは見当がついてましたが、最後のせりふは言わないほうがいいんじゃないかな?! でもそうすると千代子の一途な想いの理由が希薄になるかもしれない。言わないとするとストーリー展開を少し変える必要があるかもしれませんね。
KON'STONE(今敏監督公式サイト)
Link⇒萩尾望都(Wikipedia)
Link⇒eBookjapan(萩尾望都)
今敏監督作品の『東京ゴッドファーザーズ』についての記事はこちら




コメント
よろしくお願いします。
ご丁寧なご挨拶ありがとうございます。
また、ドリームワークスに関する記事を書きましたらよろしくお願いします。
No:177 2008/07/19 06:08 | Luna meer #e8dqewdgURL[ 編集 ]
TB
にほんブログ村のDreamWorksコミュニティにTBありがとうございます
No:176 2008/07/18 13:11 | さくびん #u2lyCPR2URL[ 編集 ]
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