古い映画の話(9)モンティ・パイソン/Monty Python「ライフ・オブ・ブライアン/The life of Brian」
2008/06/14(土)[編集]
前回の記事でテリー・ギリアム(Terry Gilliam)について少し触れましたので、もう少し。テリー・ギリアムは、イギリスのコメディ・ユニットであるモンティ・パイソンに属していましたが、主にスケッチ間を繋ぐアニメーションを担当し、本編にはほとんど端役としてのみ出演していました。 メンバー唯一のアメリカ人です。その後、映画監督になりました。
モンティ・パイソン時代のテリー・ギリアム製作のアニメーション(飛行の奇跡)
Terry Gilliam - Miracle of flight (monty python)
主な監督作品
ジャバーウォッキー Jabberwocky (1977)
バンデットQ Time Bandits (1981)
モンティ・パイソン/ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル Monty Python Live at
モンティ・パイソン/人生狂騒曲 The Meaning of Life (1983)
未来世紀ブラジル Brazil (1985)
バロン The Adventures of Baron Munchausen (1988)
フィッシャー・キング The Fisher King (1991)
12モンキーズ Twelve Monkeys (1996)
ラスベガスをやっつけろ Fear and Loathing in Las Vegas (1998)
ブラザーズ・グリム The Brothers Grimm (2005) →過去記事に予告編の動画を入れています。
ローズ・イン・タイドランド Tideland (2005)
パルナッサス博士の想像力 The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009)
今回は、モンティ・パイソン時代の作品の『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン Life of Brian (1979) 』のドイツ語版の動画をアップしてみました。
モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン (ドイツ語版)
Das Leben des Brian (Monty Python)
映画『ライフ・オブ・ブライアン/The life of Brian(1979)』は、キリストと同時代を生きたブライアンという男の生涯を描いたコメディですが、「私の息子はメシアなんかじゃないって言ってるだろう。あんな言うこと聴かない愚かもんなんだから」と言ったブライアンの母親のセリフが様々に受け取られ、偽善的行為と宗教的狂信を含んだ喧騒としての組織された宗教への痛烈な批判とも、また「検閲されるに値する」宗教への冒涜だとも、または単にとても面白い映画だとも言われたそうです。
ドキュメンタリー Monty Python - The secret life of brian (英語)
この映画のラストシーンで歌われる「Always Look On The Bright Side Of Life(人生の輝かしい面を見よう)」(英語の歌詞はコチラ)は、サッカーファンの間ではポピュラーな曲だけど、映画のシーンとの兼ね合いで、これも冒涜的だと当時批判されたそうです。
コメディ映画にそこまで目くじらを立てなくても・・・と思うのですがねぇ。
↓Amazonへのリンク
Link⇒Amazonのモンティ・パイソン特集ページ
[追記]
アーサー王と円卓の騎士を扱ったスケッチ(ホーリー・グレイル)に、後の『『ブラザーズ・グリム/The Brothers Grimm(2005)』に通じるものを感じました。
Monty Python- Knights Of The Round Table/Camelot Song
↓Amazonへのリンク
モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル デラックス・コレクターズ・エディション
西暦932年、アーサー王は、旅の道中で出会った円卓の騎士たちを従え、キリストの聖杯(ホーリーグレイル)を探してイングランドを旅していた。しかし、彼らの行く手に待ち構えていたのは、エロエロ・パワー炸裂の美女たちの館、トンでもなくシュールな「ニッ!」の騎士、超ブラックな空飛ぶ人食いウサギなど、世にも不思議な爆笑キャラの数々であった!イギリスが生んだコメディ界のビートルズ、史上最強のギャグ集団モンティ・パイソンが本格的に映画に進出した記念すべきパロディ第一作。元ネタは、勇壮なイギリスの中世の英雄、アーサー王と彼の部下・円卓の騎士の物語なのだが、彼らの手にかかると、おバカ・シーンの数々、驚愕のシュールなラストなど、笑い死に注意の爆笑コメディに!
Always Look On The Bright Side Of Life
(英語の歌詞)
Always look on the bright side of life
Always look on the bright side of life
If life seems jolly rotten
There's something you've forgotten
And that's to laugh and smile and dance and sing
When you're feeling in the dumps
Don't be silly chumps
Just purse your lips and whistle that's the thing
And...
Always look on the bright side of life
Always look on the bright side of life
For life is quite absurd
And death's the final word
You must always face the curtain with a bow
Forget about your sin
Give the audience a grin
Enjoy it it's your last chance anyhow
Always look on the bright side of death
Just before you draw your terminal breath
Life's a piece of shit
When you look at it
Life's a laugh and death's a joke it's true
You'll see it's all a show
Keep 'em laughing as you go
Just remember that the last laugh is on you
and
Always look on the bright side of life
Always look on the bright side of life...
次のスケッチは、迷惑メール「スパムメール」の語源になったというモンティ・パイソンのスケッチです。同じことが何度も繰り返され、迷惑するということから来ているらしいです。
サッカーで、イングランド・チームが負けると「Always look on the bright side of life」が歌われたり、「スパム」の語源になったり、モンティ・パイソンがイギリスのカルチャーに与えた影響は、思ったより大きいのかもしれません。
Monty Python - Spam
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コメント
この記事へのコメント
空を飛ぶ夢
『未来世紀ブラジル』は、あまり明るくないエンディングと、少しは救いのあるエンディングと2パターンあると聞いたことがあります。DVD版はどちらでしょう?『未来世紀ブラジル』には、空を飛ぶイメージが出てくると思いますが、この記事の最初にあげたアニメや『ライフ・オブ・ブライアン』のオープニング・アニメの最後にも空を飛ぶシーンが出てきます。なんだろう、この時期のテリー・ギリアムの心理状態か何かを反映しているのでしょうかねぇ?いずれにしても興味深い映画だと、わたしは思います。
Noraさんのお気に召すと良いのですが…
2008/06/16(月) 23:15 | URL | Luna meer | 編集
『未来世紀ブラジル』のDVD、うちにあります。Tamaが買ったもので、私は見ていませんけどね。(^_^;) 今夜、Tamaが不在なので、気が向いたら見てみようかな。後日、話題に出さなかったら、「見てないんだな・・・」とでも思って下さい。(~_~;)おぉ〜、『ライフ・オブ・ブライアン』って日本でも発売になっているんですね。買わなきゃ!!
2008/06/16(月) 22:34 | URL | Nora | 編集
『未来世紀ブラジル』
『ライフ・オブ・ブライアン』のDVDは、日本で唯一発売されていなかったモンティ・パイソンDVDだったのですが、つい最近(5/21)に発売されました。記事にAmazonへのリンクを入れてみました"^_^"テリー・ギリアムの映画は、『未来世紀ブラジル』のビデオから入りました。この映画は、あまり語る人がいないようです。良かったと思うんですがねぇ。『12モンキーズ』は『未来世紀〜』に比べるとはるかに一般受けを目指しているように感じたのですが、ギリアム監督の才能を十二分に感じる映画ですね。
2008/06/15(日) 14:54 | URL | Luna meer | 編集
『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン Life of Brian (1979) 』は持っていません。日本では発売されていないんでしょうかね。本編に入る前のテリ−・ギリアムのブラックなアニメも結構好きです。私的には第一巻目の『イタリア語講座』が好きなんですよ。ヒトラ−ネタも結構ありますねぇ。日本人(ホントは日本人じゃないと思う)もたまぁに出てきますが、ヤカモト(山本か坂本かどっちかのつもりなのか・・・)か、カミカゼという名前でした。(^_^;)
『12モンキ−ズ』、亭主は劇場で涙を流して見ていましたよ。(~_~;)
2008/06/15(日) 07:14 | URL | Nora | 編集
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