近日公開の映画の話(3)ダークナイト-THE DARK KNIGHT(バットマン)
2008/06/12(木)[編集]
故ヒース・レジャー(Heath Ledger)が出演していた『アイム・ノット・ゼア/I'm nit there(2007)』をGW中に見ようと思っていたのに、見逃してしまった。DVDが出たら見てみよう。ヒース・レジャー(Heath Ledger)と言えば、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト/THE DARK KNIGHT』がそろそろ公開される予定(8月公開予定)。ヒース・レジャーは、1989年のティム・バートン監督の『バットマン/Batman』で、ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーを演じている。
ジャック・ニコルソンのジョーカーは、比較的コミカルだったけど、ヒース・レジャーは、狂気と不気味さが際立つ名作『時計じかけのオレンジ』のアレックスを参考に、リアルなジョーカーを体当たりで怪演し、ノーラン監督に「とてつもなく素晴らしい、観る者を圧倒する演技」と言わしめたらしいが、どんな仕上がりになっているのだろうか?
ティム・バートン監督の『バットマン/Batman('89)』は、カルトな暗さを持っていたので、原作のコミックのファンには受けが良くなかったらしい(わたしはわりと好きでしたがね)。
ダークナイト/THE DARK KNIGHT予告編
Batman: The Dark Knight - (R.I.P. Heath Ledger)
ゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)とデント地方検事に助けられながら、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅に成果を上げつつあった。だが、ジョーカー(ヒース・レジャー)と名乗る犯罪者の台頭により、ゴッサム・シティは再び混乱状態に陥る。ジョーカーは、バットマンにとって最強の敵。この新たな脅威を葬り去るため、彼はあらゆるハイテク武器を駆使し、信じるもの全てと衝突しなければならなくなる…。
2008年8月9日(土)、丸の内プラゼール他 全国ロードショー
キャスト
クリスチャン・ベイル
ヒース・レジャー
アーロン・エッカート
マギー・ギレンホール
ゲイリー・オールドマン
マイケル・ケイン
モーガン・フリーマン
監督:クリストファー・ノーラン
Link⇒公式サイト
予告編と公式サイトを見ると、まるでジョーカーが主役のような印象がありますねぇ。
ヒース・レジャー(Heath Ledger、1979年4月4日 - 2008年1月22日)は、これからが楽しみな俳優でしたが、早死にしてしまいました。残念です(-_-;)
2008年1月22日、マンハッタンの自宅アパートで遺体で発見された。享年28歳。2007年11月頃から不眠症となり、婚約解消と別居というプライベートでのストレスもあり、不眠症、神経不安などを解消するために6種類の処方薬を服用していたとみられる。当時はインフルエンザにもかかっており、薬の併用・過剰摂取による急性薬物中毒による事故死だった。
ヒース・レジャー、ジョーカーについて語る
Heath Ledger talks about the Joker
「とても疲れているのに二時間程しか眠れない」と映画『ダークナイト』出演に際してのインタビューでは睡眠薬服用を公言していたらしい。
わたしが一番最近ヒース・レジャーを見たのは、『ブラザーズ・グリム/The Brothers Grimm(2005)』だったと思います。DVDで見ました。多少はドイツ語をしゃべるのかなと期待したけど、全部英語でした。
ブラザーズ・グリム/The Brothers Grimm予告編
The Brothers Grimm (2005) Trailer Movie
19世紀、フランス占領下のドイツの街カールシュタッド。
ウィル(マット・デイモン)とジェイコブ(ヒース・レジャー)のグリム兄弟は、魔物退治をするという触れ込みで各地を旅していた。実際は、魔物退治はすべて兄弟と仲間が仕組んだ芝居であり、そうとは知らない村人たちから謝礼を巻き上げていたのだったが、そのことがばれてしまい、フランスの将軍ドゥラトンブ(ジョナサン・プライス)の部下カヴァルディ(ピーター・ストーメア)に逮捕されてしまった。
将軍ドゥラトンブは、少女たちが失踪するという奇怪な事件の解決を彼らに依頼する。村人から敬遠されている猟師の娘アンジェリカ(レナ・ヘディ)をガイド役に、兄弟は、森の奥へ入っていく。やがて兄弟は、かつて女王が住んでいたという伝説の高い塔を発見。そこには鏡の女王(モニカ・ベルッチ)が閉じ込められていたという昔話が伝わっていた。その森には今でも呪いがかかっているという…
キャスト
ウィル・グリム:マット・デイモン
ジェイコブ・グリム:ヒース・レジャー
鏡の女王:モニカ・ベルッチ
カヴァルディ:ピーター・ストーメア
ドゥラトンブ:ジョナサン・プライス
アンジェリカ:レナ・ヘディ
ヒドリック:マッケンジー・クルック
監督:テリー・ギリアム
製作:チャールズ・ローヴェン、ダニエル・ボブカー
脚本:アーレン・クルーガー
音楽:ダリオ・マリアネッリ
撮影:ニュートン・トーマス・シーゲル
編集:レスリー・ウォーカー
木が動くのは、魔法が森にかけられているためです。『ナルニア国物語』でも、ナルニアには魔法が存在するから、木が動くというということになってました。根を足のように使って動いてました。ヨーロッパの森はそういった想像をかきたてるような雰囲気があるんだろうか?
実際のグリム兄弟(Brüder Grimm)は、19世紀にドイツで活躍した言語学者・文献学者・民話収集家・文学者です。日本では、『グリム童話(Kinder und Hausmärchen (KHM): キンダー ウント ハオスメルヒェン 子供たちと家庭の童話)』の編集者として有名(大正13年に、日本で翻訳が出版されたそうです)。収録されたお話は、200話ほどあるようですが、日本でよく知られたお話は、次のようなものではないでしょうか?
かえるの王さま (Der Froschkönig oder der eiserne Heinrich)
狼と七匹の子山羊 (Der Wolf und die sieben jungen Geißlein)
ラプンツェル(野じしゃ) (Rapunzel)
ヘンゼルとグレーテル (Hänsel und Gretel)
灰かぶり(シンデレラ) (Aschenputtel)
赤ずきん (Rotkäppchen)
ブレーメンの音楽隊 (Die Bremer Stadtmusikanten)
いばら姫 (Dornröschen)
白雪姫(雪しろ姫) (Sneewittchen)
雪白と薔薇紅 (Schneeweißchen und Rosenrot)
「白雪姫」は子供のころ本を買ってもらいました。挿絵はディズニー映画の絵でした。とてもきれいだったのでお気に入りの本でした。「雪白と薔薇紅」は、2人の女の子が出てくるお話だったと思います。「熊」もでてきたような・・・子供のころ読んだっきりなのでほとんど覚えてないのですが、女の子の名前は、「白バラちゃん」と「紅バラちゃん」だったような・・・そうそう、小人が出てきました!! 木にひげが挟まって困っていたので、はさみでひげの先を切って助けたら「よくもひげを切ったな!!」と怒ってしまったというのが始まりだった。最後は「熊」が、実は「王子様」だったような記憶があります。
「ラプンツェル」は、近々ディズニーでアニメ化されるようです。
↓青空文庫のサイトで「グリム童話」のお話の一部が読めます。
Link⇒青空文庫(グリム ヤーコプ・ルードヴィッヒ・カール)
Link⇒The Museum of the Brothers Grimm(ドイツ語)
Bruder GrimmMuseum Kassel
Link⇒Handexemplare(ドイツ語)
↑「vorige」で前に戻り、「nächste」で次に進むようです。
わたしが見たかった『アイム・ノット・ゼア / I'M NOT THERE (2008)』は、トッド・ヘインズ監督作品で、ボブ・ディランの半生をもとにした伝記映画です。6人の俳優が、様々な時代のディランを、それぞれ異なる人格として演じています。
アイム・ノット・ゼア/I'M NOT THERE予告編
予告で使われている曲は「Like A Rolling Stone」ですが、映画のタイトルもボブ・ディランの曲から取られているようです。
「I'm Not There」
Bob Dylan
(英語の歌詞)
Ev'ry thing's all right
And then she's all the time in my neighborhood
She cries both day and night
I know because it was there
It's a milestone but she's down on her luck
And the day makes her lonely
And it's so hard to buck, I was there
I believe that she'd stop him if she would start to care
I believe that she'd look upon this side
And t' care and I'd go by the something
When she's on my way, but I don't belong there
No I don't belong to her
I don't belong to anybody
She's my prize forsaken angel
But she don't care she cries
She's a lone-hearted mystic and she can carry on
When I'm there, she's all right
But she's not when I'm gone
Heaven knows that the answer she's don't call in no one
She's a wave, a thing, beautiful she's mine for the one
And I'm also hesitating by temptation lest it runs
Which it don't follow me
But I'm not there, I'm gone
Now I'll cry tonight, like I cried the night before
And I'll feast on her eyes
But I'll dream about the door
So long, Jesus, savior, blind faith worth to tell
It don't have consolation she's my
I was born to love her
But she knows that the kingdom waits so high above her
And I run but I race
But it's not too fast a pace
Of cource I'll not deceive her
I'm not there, I'm gone
It's all about confusion and I cry for her
ディランの『Mr. Tambourine Man』では、「Hey, Mr. Tambourine Man, play a song for me / I'm not sleepy and there aren't no place I'm going to」というフレーズが何度も出てきますが、ヒース・レジャー(Heath Ledger)の最後のころの心理状態にも、こんなところが少しあったのだろうか?
彼の遺作は『パルナッサス博士の想像力/The Imaginarium of Doctor Parnassus(2009予定)』になりそうです。
主演のヒース・レジャーの急逝によって、撮影が中断されていたテリー・ギリアム監督の『パルナッサス博士の想像力/The Imaginarium of Doctor Parnassus』で、ヒースの代役をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人で務めることが決定、撮影再開がプロデューサーのウィリアム・ヴィンス、エイミー・ギリアム、サミュエル・ハディダから発表されました。
テリー・ギリアム監督はジョニー・デップ主演で「ドン・キホーテを殺した男」の撮影を開始したことがありますが、ドン・キホーテ役のジャン・ロシュフォールの病気降板などが理由で結局中断しました。その映画が中断に追い込まれるまでの一部始終を描いたドキュメンタリー映画が『ロスト・イン・ラ・マンチャ』です。この映画を気に入ったヒース・レジャーが、ギリアム監督作、『ブラザーズ・グリム/The Brothers Grimm(2005)』への出演を快諾したらしいのですが、今度はあやうく、ヒース・レジャーが映画中断の原因となるところでした。
Last interview with Heath Ledger
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コメント
この記事へのコメント
『モンティ・パイソン』全部はまだ見てないけど、面白いです!
『モンティ・パイソン』、懐かしいですねぇ。YouTubeでドイツ語版の『ライフ・オブ・ブライアン』を見つけたので、次の記事でアップしてみました(^_-)-☆ドイツをからかったジョークではヒルラーものがあるようですねぇ。これも面白いと思ったのですがどうでしょう?
2008/06/14(土) 09:57 | URL | Luna meer | 編集
モンティ・パイソン
テリ−・ギリアムといえば、『モンティ・パイソン』。亭主が長期不在と際は、一巻から延々と見ることが多かったですよ、渡独当時。英国風、知的且つお下劣な笑いが好きです。2008/06/13(金) 03:42 | URL | Nora | 編集
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